司書ブログであまり政治の話をするのもなんですが、もういい加減にしてほしい。



こういう無教養で戦闘的でやたらに僻みっぽくて口の軽い人間が推し進める「道徳教育」てなんですか。

自分の言葉一つ一つでいくつもの人命が吹き飛んでしまうような地位にある、という自覚なんか毛ほどもないじゃないですか。
スポンサーサイト
2015.02.21 Sat l 世相 l COM(0) TB(0) l top ▲
 ずいぶんとこのブログも更新間隔が空くようになってしまいました。

 ノウハウの情報交換となるとすでにFacebook内のコミュニティでかなり充足されちゃってますし、司書としてのブログを続ける意味がどれだけあるかという気持ちになってきたのも事実です。

 いっぽうで、学校図書館の話題以外となると、以前「日々是不穏」というタイトルの時評ブログをやっていましたが、言いたいことは山ほどあります。
 あの頃は、日本という国の政治が発する言動がこれほど劣化するとは思ってもみませんでしたし、言葉の重みがこれほど失われるとは思ってもみませんでした。

 嘘も100回繰り返せば、とばかりデマ飛ばしにいそしむ与党政治家とその追従者には本当に呆れかえっていますし、それにしっかり影響されている人は残念ながら学校司書の中にもいるようだし、本当に何とかしなければ、という焦燥感はつのるばかりです。

 「知への畏敬」はどこへ行った??
2014.09.23 Tue l 世相 l COM(0) TB(0) l top ▲
あまり時間的な余裕はないのですが、来たる臨時国会で「秘密保全法」が審議されようとしています。

私が大学時代に問題になり、廃案となった「国家秘密法」の再来を思わせます。
あの頃は、大手マスコミを始め、世論のほぼ全てと、良識ある保守政治家さえも反対に回り法案は廃案となりました。しかし、今は当時とは比較にならないほど状況は悪化しています。マスコミの「反対」の姿勢にも力がありません。

日弁連による「秘密保全法とは?」のページ

もともと図書館の存在意義のひとつに、市民の「知る権利」の行使を助けるということがあります。

それは大人であっても、子どもであっても奪ってはならない権利です。

大震災以降、私たちは重要な情報が公式に市民に知らされず隠蔽され、報道によって暴露されるという現象をくり返し見せられてきました。報道関係者に限らず、市民が自分で情報を調べ、話を聞き、事実を知るという行為を行うことが、本当に平和で安全な社会のためにどれだけ重要か、私たちは学んだはずです。

一方で、為政者の側は、自分たちに都合の悪い情報は知らせたくない、公開したくない、これは日本に限らずどこの国の為政者であろうと共通する姿勢です。

だからこそ、このような特別法をあえて作らせてはなりません。

政治的発言は控えねばならない立場ですが、憲法擁護義務からしても、黙っておれないので、あえてブログで書きました。
2013.10.07 Mon l 世相 l COM(1) TB(0) l top ▲
 昔々の漫画に「グレートマジンガー」という作品がありました。

 いえ、アニメではなく漫画のほう。桜多吾作さんという方が描かれていました。アニメとはベクトルが違う、よりシリアスなストーリーで、熱心なファンがいることで知られています。


グレートマジンガー 1 (アクションコミックス)グレートマジンガー 1 (アクションコミックス)
(1997/10)
永井 豪、桜 多吾作 他

商品詳細を見る


 その中に、スーパーロボット・グレートマジンガーの設計図が研究所から盗まれ、ある企業がグレートを量産し始めるという話があります。作者はこれを「リアリスティック」な文脈の中で描いているのですが、今となれば一点、ツッコミどころがあります。

 そもそも、設計図が読めさえすればスーパーロボットは造れるものか?

 オリジナルのグレートマジンガーは、兜剣造博士が設計し、科学要塞研究所の技術者たちによって組み立てられました(そしてアニメでも描かれたように、常に改良・パワーアップが図られています)。
 技術者というのは、ある機械や製品を開発する過程で、それらの製造に関わるノウハウと経験も蓄積していっているはずですが、同等の技術とノウハウを、しかも「量産」が出来る位の水準まで、たかだか一私企業が持っているものだろうか?

 ……いいや、ない(反語)。

 もちろん、上のようなツッコミどころにもかかわらず、桜多さんの「グレート」は傑作ですし、その評価は変わるものではありません。
 実は、本題はここからです。

 設計図が読めさえすれば、設計者が意図したとおりに、完全に稼働する完成品が出来上がるものか?

 設計図が完璧であっても、それを実際に造るのは現場の技術者であり、末端の建設労働者だという事実、それはまさに原子力発電に当てはまることではありませんか。

 今の私たちは、原発を現場で造り、メンテナンス作業に当たっているのが孫請け・曾孫請けの労働者たちだったということを知っています。
 JAXAの宇宙ロケットがそうであるように、複雑精妙な機械は、設計図の意図を実現するために、造り上げる側の手もまた熟練していなくてはならないこと、これも常識に照らせば容易に分かることです。
 なぜ今アメリカのNASAがサターン5型のような大がかりな月ロケットが造れないか? 単純に言えば、設計図があったとしても、それを造る人間の技術が継承されていないからです。

 原発はどうか。
 設計が完璧ならまだしも、ある元技術者が指摘するように、設計自体にも欠陥があったとしたら。
 建設・製造過程でも100%の安全を保証する技術が伴わっていなかったとしたら。

 つぎつぎに報道され、知らされる事実はその危惧を強めることばかりです。
2011.08.06 Sat l 世相 l COM(0) TB(0) l top ▲
自治体の校務支援システムへ上げた電子回覧。

○○中学校のkeep9です。

東日本大震災を受けて、それぞれ個人として救援物資や義援金・献血などの行動をされている方もいらっしゃるかと思います。

被災地の図書館についての被災情報も、刻々集まっているとのことです。

savelibrary @ ウィキ - 東日本大地震による図書館の被災情報・救援情報


もちろん、被災地にとって早急に必要であるのは食糧や医療・生活必需品・電気ガスなどのエネルギーだと思いますし、緊急の課題でしょう。
とはいえ、復興作業が長期戦になることが確定的な今、子供たちの教育や心の問題もこれから大きな問題として立ちあがってくると思われます。

そこで、今簡単にできる提案ですが、今各学校で進められている図書廃棄作業について、廃棄図書の現物を収集に出すのをしばらく棚上げにしませんか?

(もちろん作業手続き自体は進めるという前提で)

こちらでは廃棄にするほかない本であっても、修理やカバーの掛け替え作業で、まだまだ読める本として被災した子供たちの役に立てるかもしれません。
元手はほぼゼロです。被災地に送る機会があるかどうかも分かりませんし、最終的には無駄になってしまうかもしれません。

ただ、被災地で流れるラジオの音楽が多くの人たちを癒しているというような話を聞くと、図書館にかかわる者として何か出来ることはないかと考えた次第です。

みなさんの意見をきかせてください。
2011.03.16 Wed l 世相 l COM(1) TB(0) l top ▲