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 学校図書館というのものが一般の公共図書館と同じく「成長する有機体」である以上、そのときどきの社会の動向や人々の意識の変化、そして制約としての教育政策や予算によって影響されるものであるのは、その可否は別として当然のことであろうと思います。

 蔵書の構成ひとつとってみても、選書の中で「今の社会や世界、学問の最前線はどこを向いてるんだろう?」という問題意識を全く持たない司書という人がいたら、その人は司書失格だろうと思うのです。

 ひょっとしたら、司書として図書館学を学ぶ中で不変だとされたテーゼさえも見直さなくてならない事態だって、将来的にはありうるかもしれません。

 雇用ひとつにしても、非正規雇用の波を学校司書はストレートにかぶっている状態でもあります。こうした状況下で自主的に司書が行う「研修」が、十年前と同じ内容であるわけがありません。

 実は本題はその「研修」の話です。

 で、また執行部的な役職を離れたこともあってようやく書ける話でもあるんですが。

 県司書部会が主催して行う行事の中に、「実務研修会」というものがあります。
 私が学校司書になってから参加した最初から3回目までの研修会、これ全て「工作系」の研修会でした。

 「POPを作ってみよう」「手づくりブックを」……諸々。

 分かります。大切なことです。学校で働く司書としては不可欠な素養でしょう。しかし、それは「今、今年ぜったいにやらなくてはならない」と言い得るほどの絶対的不可欠性があるネタでしょうか、というのが去年から言い続けて来た疑問点でした。

 県下から小・中・高たくさんの司書が集まるというのに、やっていることといえばひとりデスクに向かっての工作。集まってやる意味はどこにある?

 というわけで、昨年度はじめてグループディスカッションというものをやって、今ぜひとも必要だと思える意見交流をやったのです。今年度も多少形態を変えながらも、現執行部はディスカッションを企画してくれています。

 ……しかし、やっぱりいらっしゃるのですよ。「工作したい」って人が。

 地区役員は交代していますから、昨年の議論が全く引き継がれていない人たち(この引き継ぎがされてない、というのも問題だとは思うんですが)が沢山います。そういう方たちに向かって、昨年とほぼ同じ説明をもう一度しなくてはならない。これにはかなり徒労感が漂います。

 私も結構、工作はします。何でも作ります。教えたい位のネタはあります。

 しかし、それは「都道府県レベルで人が集まる場」でわざわざ「今」やる優先順位があるもんでしょうか。

 相対的不可欠性と、絶対的不可欠性のそれは混同ってもんじゃないでしょうか。
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2012.07.31 Tue l 図書館 l COM(0) TB(0) l top ▲

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