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 このブログこのエントリこのエントリを読んで、相当考え込んでしまいました。

 NDCに関して説明する前に、司書そのものについて少し話させて下さい。

 「司書になる資格」をご存じない方のために説明しますと、司書は何かひとつの国家試験を受けてなるものではなく、所定単位を取って大学・短大を卒業するか、大卒者・短大卒者があとで科目等履修生として所定単位を取れば得られる資格です。

 私の場合、ある通信制大学で以下の科目単位を取って、資格を取得しました(科目の名前は履修した大学のものです)。

生涯学習論1(生涯における学習設計)
生涯学習概論
図書館概論
図書館経営論
図書館サービス論
情報サービス概説
レファレンスサービス演習
情報検索演習
図書館資料論
専門資料論
資料組織概説
資料組織演習
児童サービス論
図書及び図書館史
情報化社会と情報の選択(公共図書館・大学図書館編)

 一覧を見ればお分かりかと思いますが、「資料組織」と名のつく科目が二つあります。

 これが所謂「資料の分類整理の方法」つまりNDC(日本十進分類法)についての科目です。司書になろうという人は、まずNDCの理屈をしっかりと叩きこまれます。

 確かに、無理やり十進法に当てはめるがための不合理があるにはあります(それは「資料組織法 第6版」(志保田務・高鷲忠美著、第一法規、2007年)の22頁にもちゃんと問題点として書いてあります)。

資料組織法資料組織法
(2007/05/21)
木原 通夫高鷲 忠美

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 しかしながら、日本における資料の分類法としてこれ以上のものはなく、またほとんどの公共図書館においてこの分類法がスタンダードであることもまた事実なのです。

 司書であれば、NDCを知らなければ話になりません。実際、実務についてからも「資料組織法」の教科書は手放せないものです。NDCを活用しないで資料整理ができるかと言ったら、司書100人が100人とも「否」と答えるでしょう。


 いっぽう、「司書教諭」の資格については、教員免許を前提として以下の科目取得が必要になります。

学校経営と学校図書館
学校図書館メディアの構成
学習指導と学校図書館
読書と豊かな人間性
情報メディアの活用


 はい、「資料組織」に該当する科目はありませんね。
 それは確かに、「司書教諭」の仕事ではなく、司書の仕事だからですし、司書教諭にはその立場から児童生徒へどんな読書指導をしたらいいのか考えていく役目があります。

 このふたつが上手く補い合ってこそ、学校図書館運営を円滑に行うことができるのです。

 (このエントリ、続きます。)
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2010.09.30 Thu l 図書館 l COM(0) TB(0) l top ▲

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