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 友だちと、「真面目な話」をすることがありますか?

 話題は限定しません。
 人生のこととか、将来のこととか、社会や政治の問題とか、とにかく一般に「カタい、深刻、まじめぶって」と言われかねないようなネタで、です。

 もしやっていなかったとしたら、中学・高校に居るうちに、存分にやっておいて下さい。
 
 理由はふたつあります。

 ひとつは全く実際的なもので、今後のみなさんの身の安全にかかわることです。

 ちょっと回り道になりますが、私の大学時代の話をしましょう。
 その頃私はある学生アパートに住んでいました。流し台はあるけれどトイレは共同、お風呂はなし(近所の銭湯かコイン式のシャワーを利用していました。今じゃ考えられないな)の環境です。

 何年目かの4月、わがアパートにも男子新入学生(A君としておきましょう)がひとり、入居してきました。

 おそらくは初めての一人暮らし、自由な気分を大いに楽しんでいたことでしょう。

 ある日、A君の部屋を訪問する人があったのです。

 もちろん、彼自身の知り合いではありません。
 ふと気になって、向かいの部屋の玄関での立ち話を自分の部屋のドア越しに聴いてみました。

 どうやら政治問題や人生について、訪問者はA君の話題をじょうずに引きだし、話もはずんでいるようです。

 「こんなこと、高校んときは話せなかったけど」とA君が喋っています。

 そのうち、訪問者は「ぜひ僕らのたまり場に遊びに来ませんか」という話を始めました。
 その場所を聴いたとき、私は「これはまずい」と思いました。なぜなら、その場所は、学生なら知らない人はいない、あるカルト宗教の拠点だったからです。その教団は、数日間の合宿などを通じて若者を洗脳し、詐欺のような訪問販売に駆り立てていることで有名でした。

 そんなわけで、私は訪問者が帰った後すぐにA君の部屋を訪ね、関わりあいになるなという注意と、縁を切る方法を教えました。彼はびっくりしたようでしたが、私の言う事を聞き入れてくれ、その通りにしてくれました。

 A君がカルト宗教に付け込まれてしまった原因は、中高時代を通じて「真面目な話」をする友だちに恵まれなかったことにありました。

 私にも思い当たる節があります。
 中学・高校はものの見方が目まぐるしく変わり、成長する時期ですが、そんな話題を、友だちや知り合いと腹を打ち割って話す機会をほとんど持たなかったら、その機会はさらに進学してから、就職してからになります。

 その「最初の機会」に出会ったのが有害な集団だったら?

 「こんな真面目な事を考えているのは自分だけかもしれない」などと思っていたら、仲間が見つかった!

 そんな、自分の「真面目な気持ち」をまんまと悪用されてしまうことになるのです。
 ですから、自分の身の安全のためにも、「真面目な話は中高生のうちに腹いっぱいしておけ」と断言します。

 理由のもうひとつ、本当はもっと大切なことは、「自分の利害を抜きにして」人生や社会や天下国家のことを語れるのは若いうちだけだよ、ということです。

 大人になって働いて生活するようになってしまうと、どうしても自分の利害・損得に引きずられてしまいがちになる。 今の年代にうちに考えられることは、今しか考えられない貴重な思索(しさく)なんですよ。

 以上、「真面目な話はお早めに」という話題でした。
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2010.12.08 Wed l 図書館 l COM(0) TB(0) l top ▲

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