図書館の仕事とは直接関係ない私事に属することかもしれませんが、社会教育・表現教育という点で言えば決して無関係というわけでもありません。
現在、私は市内の市民ミュージカル劇団に参加しています。一部の方はご存じでしょうが、私は歌も歌いますし(多少自信もあります)、演技もやります。参加している劇団は小中高生が中心ですが、大人団員もサポートします。今回、初めて定期公演を野外の特設舞台で行うことになり、そのためのクラウドファンディングを始めました。
ミュージカルを通して感動を分かち合いたい!〜『林姫哀話』〜と銘打っています。
「伝える」ことは、読書を始めとする様々な刺激や感動を他人に手渡すことですが、普段接している小学生たち、中学生たちも例外ではなく、「伝える」ことが苦手です。いわゆる委員会活動でも、意見を求めても沈黙してしまう時間が非常に多いのです。
「間違っちゃいけない」「笑われるんじゃないか」という、日本の子どもたちが幼少の頃から植え付けられている心の殻を打ち破るのは容易なことではありません。
ミュージカルをはじめとする演劇活動、表現する活動は、こうした心の殻を破って、「伝える力」を養う可能性を秘めています。
私の住んでいる町は、決して人口が多いとは言えず、こうした文化活動を続けて行くには残念ながら財政的基盤が充分とは言えません。
このブログを読んで下さる方へ、もし何かしらの縁を感じて下さいましたら、少しでも結構です。ご支援をお願いいたします。
ミュージカルを通して感動を分かち合いたい!〜『林姫哀話』〜